
生産者の工場で製茶されたお茶は、水分量が5~8%の状態で乾燥しています。しかし、その水分は高温によりお茶の変質を早めますので、古くから温度の低いところで保存すると変質する度合いが少ないと考えられています。お茶は春先から夏までの期間に出来上がり、徐々に消費されていくので、その間に品質を維持しながら保管する必要があり、長期保存できる冷蔵庫が必要となります。
乾燥している茶葉に湿気の持っている匂いが移りお茶の良い香りが損なわれる。さらに空気(酸素)に触れることで酸化が始まる。
茶葉内の水分子は温度が高いと活発に動くため、劣化が早まる。
強い日光によりお茶の色素が変色すると同時に風味も変わる。
製茶されたお茶は各地の冷蔵庫に保管
※生産者から直接搬入する場合や、集荷場から運送会社が輸送する。
茶の取引方法によって、お茶の流れも変わります。