
茶畑で取れたお茶は、お客様の好みにする仕上加工という工程を経て、商品として届けられます。仕上加工は茶商の仕事で、必要なお茶を集めるための購入方法が京都の取引では主に3つあります
茶商から求められて作る契約栽培や生産者からの持ち込みなどの生産者との直取引のこと。市場が出来るまでは、古くからこの取引が中心で、生産から販売までおこなう。6次産業の体制が主流となっていた。
JA京都やましろやJA京都にのくになどの農協が生産者の窓口となり販売見本茶を全農茶市場に出荷し、茶商は見本茶を吟味し希望落札価格入札する。入札された茶の最高値が落札者となる取引制度。
相対取引や市場取引で購入したお茶を茶商間で売買する取引。顧客からの注文で必要量が足らない場合や合組原料として希望する茶筋が欲しい場合に横の繋がりがある京都の茶商は茶商間での取引がよく行われている。