テキストメール(Vol.28)

バックナンバー 2014年10月号(Vol.28)テキストメール

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      宇治茶の郷メールマガジン10月号(Vol.28)
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こんにちは、宇治 茶太郎さん。
宇治茶の郷より行楽シーズンにぴったりの情報をお届けします。


≪ 目次 ≫
… トピックス …………………………………………………………………………
 【1】「宇治茶」まつりがいよいよ開催!
 【2】第2回T-1グランプリ in 宇治の開催
 【3】「宇治茶歴史街道ウォーク」の実施
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… コラム「茶の記憶」………………………………………………………………
 ○第24回 林屋和男さん
  「紅茶について」~お茶についての質問から~
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≪ 本文 ≫

★☆━ トピックス   ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━☆★
 
 【1】「宇治茶」まつりがいよいよ開催!
 
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 いよいよ「宇治茶」まつりが、10月5日(日)に開催。

 会場である府立宇治公園(塔ノ島・橘島)でのステージイベントでは、
 「宇治茶世界遺産PRトークショー」を開催。

 久保美智代氏(フリーアナウンサー)、
 大橋敏裕氏(NPO山城こみねっと理事)、
 小山茂樹氏(宇治茶伝道師)による
 宇治茶の世界文化遺産登録に向けたトークショーが
 繰り広げられますので、お楽しみください。

 また、ステージイベントとしては、
 宇治川の鵜飼の紹介、ご当地キャラ大集合、
 宇治茶スタンプラリー演劇、宇治田楽、オカリナ奏者による演奏など、
 さまざまな企画を予定しています。

 ステージイベント以外のイベント一覧は次のとおりです。

【イベント一覧】
●府立宇治公園(塔の島・橘島)
 ・茶産地巡り(宇治茶産地の多彩で特色ある茶をお楽しみ下さい!)
 ・山城地域ふるさと産品出店(山城地域の農産加工品を販売!)
 ・宇治茶スイーツ販売(宇治茶を使用したスィーツを満喫!)
 ・お茶のみコンクール(お茶の種類を当てよう!)
 ・宇治茶チャレンジショップ(掘り出し物が見つかるかも!)
 ・世界文化遺産PR(PRブースを出店!)
●JR宇治駅・京阪宇治駅
 ・水出してん茶のふるまい(冷たい水出してん茶を提供!)
 ・手もみ技術の実演体験(宇治茶の手もみを体験しよう!)
 ・山城地域ふるさと産品の販売(山城地域の特産品を販売!)
●商店街
 ・焙じ茶体験
●親子で楽しむ宇治茶の日2014
 ・聞き茶巡り(限定湯飲みを使ってお茶屋さんを巡ろう!)
 ・全国お茶まちづくりカレッジ in 宇治
 (全国の学生がお茶の魅力を発信!)
 ・宇治茶スタンプラリー(クイズに答えて宇治茶の文化・歴史を勉強!)



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 【2】第2回T-1グランプリ in 宇治の開催
 
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 「急須でお茶を・・・」をテーマに
 第2回T-1グランプリ in 宇治(宇治茶の郷・京都大会)が開催されます。

【日時】平成26年12月14日(日)
    13時~16時15分
【会場】宇治茶会館大ホール
【内容】・筆記クイズ(茶レンジ1)
    ・お茶の種類当て競技(茶レンジ2)
    ・お茶の淹れ方競技(茶レンジ3) など
【対象者】小学校3~6年生の子ども80名(先着順)
     募集期間は平成26年11月13日(木)まで。

 多数の参加者をお待ちしています。
 (「宇治茶大好き!キッズ『茶ムリエ』参加者は大歓迎)



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 【3】「宇治茶歴史街道ウォーク」の実施
 
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 ボランティアガイドクラブ等地域団体主催で、
 「宇治茶の郷づくり月間」中に「宇治茶歴史街道ウォーク」が
 実施されます。

 宇治茶の歴史、文化、産業、景観などの地域資源を活用し、
 地元の人が誇りと愛着を育むルートである
 「宇治茶歴史街道」の認知向上を図り、
 山城地域外に向けて宇治茶の魅力や価値を 発信します。

【実施予定日(コース)】
・10月24日(金)
 宇治茶歴史街道・お茶見聞と歴史ウォーク(城陽市)
・11月 8日(土)
 鷲峰山登山道~祈りの道(宇治田原町)
・11月16日(日)
 小野小町のふるさとで美味しいお茶を愉しむ(井手町)
・11月22日(土)
 玉露の産地京田辺で「茶香服」と「茅葺き民家」を学ぶ(京田辺市)
・11月23日(日)
 茶源郷和束 茶畑景観と茶香服体験(和束町)
・11月30日(日)
 山城町の史跡散策と茶問屋街スタンプラリー(木津川市)



■」コラム「茶の記憶」 第24回
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 日本茶インストラクター協会京都府支部幹事で、
 宇治茶伝道師でもある林屋和男さんに、
 今回は、「紅茶について」という題目でコラムを
 お寄せいただきました。 

 「紅茶について」~お茶についての質問から~ 林屋和男

 ここまで3回緑茶について受けた質問について書いてきました。
 今回は紅茶についてです。

 紅茶は最近和紅茶(日本製紅茶)が人気を得てきて、
 京都府でも和束や南山城でも作っている農家が増えました。
 そのため緑茶も紅茶も同じ茶の木から作れることが
 知られるようになりました。
 勿論茶の木には紅茶に向く品種や玉露に向く品種がありますが、
 品質にこだわらなければ、
 どの茶の木からも緑茶・紅茶・烏龍茶を作ることが可能です。
 私は「お茶作り探検隊」というグループで
 放置茶園を借りてマイ茶を作る活動しています。
 今年の夏は玉露の茶園の二番茶の芽で紅茶を作りました。
 渋みが少ないやさしい紅茶が出来ました。

 ところで、紅茶にはその起原について面白い「お話」があります。
 昔中国からヨーロッパへ緑茶を運んでいる途中
 インド洋の暑さで船底に積んだ茶が発酵して
 紅茶になった、というものです。
 お茶屋さんでもこの話を信じておられる方がありましたが、
 これはよく出来た作り話です。
 一度製茶された茶がさらに紅茶に変わることはありません。
 もし海水をかぶったら腐敗するでしょう。
 でもいかにもありそうな話なので、
 私自身高校生位まで信じていました。

 茶の中ではヨーロッパを始め世界では紅茶が一番飲まれています。
 栄養価などを見れば緑茶の方が優れているのは明らかです。
 船が長距離移動の手段であった時代、
 航海中に多発した壊血病対策として重用された緑茶のビタミンCは
 紅茶には含まれていません。
 しかし緑茶は紅茶に比べて香味が繊細で、硬水では美味くでません。
 ヨーロッパは多くが硬水地帯です。
 最初は緑茶が輸入されても
 次第に香味の強い紅茶に変わっていったのは
 この辺りに原因があると思います。
 軟水地帯のアメリカ東部では第二次大戦の直前まで
 日本の緑茶が好まれていました。
 昨年ニューヨークで日本茶を広めるキャンペーンに参加しましたが、
 抹茶や玉露について向こうの人達に大好評を戴きました。
 ちょうど世界では日本食ブーム、日本茶も
 美味しく飲んで頂きたいものです。


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 □ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/
 □ 発行日 : 2014年10月1日
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