2022年9月号(Vol.123)HTMLメール
宇治茶の郷メールマガジン 9月号(Vol.123) |
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こんにちは、宇治 茶太郎さん。
日中の暑さには辟易としつつも、朝夕には秋の訪れを感じる今日この頃。 … トピックス ………………………………………………………………………… … コラム「茶の記憶」……………………………………………………………… |
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【1】令和4年宇治茶カフェ スマホスタンプラリー開催!
スタンプを集めて、スマホで応募しよう。 ◆実施期間 |
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【2】令和4年度 第1回「キッズ茶ムリエ検定」を開催しました。
将来の宇治茶ファンを育てるため、茶業団体や地域団体と連携して、小学3~6年生を対象に、本年度1回目の「キッズ茶ムリエ検定」を開催しました。(当日は10時と14時の2回開催) 各回定員30名で、抽選の結果合計60名の参加でした。(第二回は11月実施) <宇治茶大好き検定> ■第二回キッズ茶ムリエ検定概要■ 第二回参加申込等 <実施概要> <パソコン、スマホで申し込み>
<FAXで申し込み> <応募締切日> |
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【3】京都府の出品茶が農林水産大臣賞と産地賞を獲得!
8月3日(水)から8月5日(金)に滋賀県で開催された第74回関西茶品評会において、京都府からの出品茶が以下のとおり入賞しました。 特に、てん茶と玉露においては、農林水産大臣賞と産地賞を獲得し、一等入賞を独占しました。 なお、褒賞授与式は11月5日(土)に滋賀県甲賀市で行われます。 1 京都府からの1等入賞者氏名
2 産地賞(市町村)
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今月からは、京都芸術大学非常勤講師の橋本素子さんにコラムをご紹介いただきます。 「千利休と宇治茶 ―生誕500年によせて―(1)」というテーマでコラムをお寄せいただきました。 今回は、千利休生誕500年ということで、千利休と宇治茶の関係をみていきたいと思います。 千利休は、戦国時代の大永2年(1522)生まれ。織豊期の茶人で千家流茶の湯の開祖とされています。本姓は田中、初名与四郎、号は宗易、利休は居士号です。和泉国堺の商家に生まれ、織田信長、豊臣秀吉につかえましたが失脚し、天正19年(1591)に死去しました。 ことに「侘茶の大成者」とされていますが、これについては異論があります。それは後にまわし、まずは利休と宇治茶の関係をみていきましょう。 利休と宇治茶のつながりをみる最初の史料が、永禄12年(1569)以前3月29日付「千利休書状」です。(今日庵蔵、小松茂美『利休の手紙』(9)小学館 1985年、30頁)大意は次のようになります。 (前略) まず、すでに永禄期には、利休は宇治茶師上林家から茶を購入していました。 次に、宛先の津田宗閑は、堺の茶人で津田宗達の弟です。津田家は宇治茶師でも森家と取引がありました。それにもかかわらず、千利休は、上林久茂から得た「霜害を受け手初めも壷詰めも延引する」という新茶の情報を、津田宗閑を通じて堺衆に伝えています。手初めとは、その年初めて茶摘みと製茶を行うことです。壺詰めは、新茶を壺に詰めることで、この時期には、手初めの約10日後以降に行われていました。以上の事から、永禄期までに、利休は宇治茶業界全体の統括をしていたのではないかとみられます。 |
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