2020年8月号(Vol.98)HTMLメール
宇治茶の郷メールマガジン 8月号(Vol.98) |
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こんにちは、宇治 茶太郎さん。
やっと梅雨が明け、夏本番がやってきます。 … トピックス ………………………………………………………………………… … コラム「茶の記憶」……………………………………………………………… |
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【1】8月から「宇治茶カフェスタンプラリー」を開催します!
3店舗以上ご利用いただいたお客様から、抽選で36名様に、宇治茶カフェ利用券をプレゼントします☆ この機会に、たくさんの宇治茶カフェをご利用の上、お気に入りのお店を見つけてください♪ ≪実施期間≫8月1日(土)~12月31日(木) ≪プレゼント≫
☆スタンプはスタンプカード1枚につき1店舗1個。 ※スタンプカード入手方法など、詳しくはこちら! |
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【2】Twitter「うじちゃ~る人」で「#宇治茶カフェ」のハッシュタグキャンペーンを実施します!!
3種類以上のおいしい宇治茶のメニューがそろい、宇治茶の歴史・文化・淹れ方などの説明が受けられる「宇治茶カフェ」の利用特典が付いたハッシュタグキャンペーンを8月1日(土)から実施します! 「宇治茶カフェ」をご利用いただき、「#宇治茶カフェ」をつけてTwitterに投稿いただいた方の中から抽選で20名様に宇治茶カフェ利用券をプレゼントします。 「宇治茶カフェスタンプラリー」との重複応募も可能ですので、ふるってご応募ください。 《応募方法》 アカウント→ https://twitter.com/ujicharle (2)宇治茶カフェを利用して飲食した際の写真を撮影する。 (3)ハッシュタグ「#宇治茶カフェ」をつけて写真と感想、撮影した店舗名を投稿する。 《実施期間》令和2年8月1日(土)~12月31日(木)23時59分 アカウント非公開・ハッシュタグ「#」が付いていない投稿などキャンペーン応募の対象外になる場合もあります。 ※応募の際の注意事項等、キャンペーンの詳しい情報についてはこちら! |
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【3】ZOOMを使ったオンラインで実施する「宇治茶ムリエ講座」の参加者を募集します!
宇治茶のおいしい淹れ方と歴史文化、お茶の種類等を学べる「宇治茶ムリエ講座」について、9月から順次オンラインでの講座を開催します☆ 宇治茶の歴史や茶種、生産状況等が学べる座学(15分)と玉露の淹れ方を学べる実習(45分)の1時間の講座です。実習で使用するお茶(10g)は事前にお送りいたします。 ステイホームの今だからこそおうちでゆっくりお茶する生活はいかがでしょうか。 8月15日(土)からホームページで申込が始まります。申込開始までお待ちください。申込みのホームページはコチラ(8月15日以降)。みなさまのお申込みをお待ちしております! 【日程】 ※参加いただくには、ZOOMを利用できるインターネットの環境が必要になります。 |
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【4】「京都府茶品評会」が開催されました!
7月7日(火)・8日(水)、第38回京都府茶品評会が宇治茶会館にて開催されました。審査会ではマスクを着用し、審査用盆や審査茶碗の間隔を空ける等新型コロナウイルス感染症対策を講じての開催となりました。 今年は、府内各地の生産農家から、煎茶11点、かぶせ茶38点、玉露52点、てん茶102点の計203点が出品され、茶葉の外観・香り・味などから煎茶1点、かぶせ茶2点、玉露3点、てん茶5点の合計11点が1等入賞茶に決定しました。 その中から、厳正な審査の結果、農林水産大臣賞にはかぶせ茶は宇治田原町のJA京都やましろ宇治田原町茶業部会の勝谷健士さん、玉露は京田辺市の京田辺玉露生産組合の林昭さんが、近畿農政局長賞には、てん茶が宇治市の(農)宇治碾茶組合の寺川達也さん、煎茶は和束町の有限会社グリーン工房和束の東本博利さんが輝きました。 全国茶品評会での活躍が期待されます。 |
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【5】「宇治茶手もみ製茶技術研修会」が開催されました!
この研修会は、「宇治茶手もみ製茶技術」(◆)を伝承し、製造技術を向上するために、毎年行われているものです。焙炉・助炭を用い、炭火による加熱と共に「蒸し」から始まる「茶切り」「横まくり」「茶揃え」「でんぐり」「板ずり」等の工程で茶を揉みつつ乾燥させます。例年は炭等を使用する伝統的な方法で研修が行われておりましたが、今年は開催場所の設備の関係でガス式焙炉での開催となりました。 当日は、生産農家や茶問屋の従業員、京都府茶業研究所の研修生など42人が参加し、熟練した技術を持つ会員から指導を受け、懸命に取り組む光景が見られました。 ◆「宇治茶手もみ製茶技術」 |
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「消防団と茶業青年」というテーマでコラムをお寄せいただきました。 かつて消防団員を30余年にわたり勤めた。消防団員は水防も兼ねているので、秋の台風シーズンが近づくと、土のう作りなどの水防訓練に駆り出される。暑い夏の風物詩みたいに思っていたが、近年は梅雨どきに大洪水が発生して、自然の気紛れに追いつくことができない。7月の豪雨は九州地方をはじめ各地に甚大な被害をもたらしたが、自宅が流されながらも住民の救護や復旧にあたる団員の様子をみていると、彼らの使命感や責任感に頭が下がる思いだ。山城地方では2012年8月の大洪水、2018年9月の台風21号の被害が記憶に新しい。 われわれ茶業者が扱う宇治茶にとって湿気は大敵である。昔から茶蔵の敷地をかさ上げしたり、茶びつや柿渋袋を開発するなど、水には細心の注意を払ってきた。しかし茶が乾燥しているということは燃えやすいということだ。もし茶に火がつくようなことがあったら大事になるし、水損を考えるとそうそう安易に水をかけることもできない。どこでも茶業者はこどものころから防火意識をたたき込まれてきたのである。 古い話だが、元禄11(1698年)年春、宇治に大火があった。間もなく茶摘みが始まろうかという時期で、敷地の小屋にはよしずやわらなどの覆いの材料が、焙炉場には燃料の炭や薪が山積みされていた。茶師が軒を連ねていた宇治の町は出火にひとたまりもなく、たちまち焦土と化した。この元禄大火をお亀の火と呼ぶ。『宇治市史』によれば、御物茶師酒多宗有家の女中お亀が若旦那に横恋慕した。身分が違えば所詮がかなわぬ恋。わが身を哀しんで、とうとう主屋に火をつけてしまったのが、大火となった。元禄大火はその前に発生した寛文大火とともに近世宇治の二大火災といわれている。 すべてを焼失し困窮した宇治茶師は、幕府に前借金を重ね、やがて幕末の茶師衰退を招く原因となったのである。大火の混乱は「宇治の火事、茶園火焔と燃え上がり、茶摘み茶しごと、ちゃちゃ目茶苦茶…」と歌に詠われ、茶業者にとって長く防火の戒めとされてきた。現在多くの茶業青年が進んで消防団に参加しているのは、これが所似であろう。火事と洪水はすべて思い出まで焼きつくし、流し去ってしまうことを忘れてはならない。 |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/ □ 発行日 : 2020年8月1日 □ メールマガジンの配信・停止:https://www.ujicha.or.jp/sato/member/ □ facebook「宇治茶love」https://www.facebook.com/ujichalove □ Twitter「うじちゃ~る人」https://twitter.com/ujicharle ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright (c) 2020 宇治茶の郷づくり協議会 All Right Reserved. |