2020年12月号(Vol.102)HTMLメール
宇治茶の郷メールマガジン 12月号(Vol.102) |
こんにちは、宇治 茶太郎さん。
今年も残りわずかとなりました。今年はまさに激動の1年。私たちの暮らしにも大きな変化があり、宇治茶を取り巻く環境も変わろうとしています。 そんななかでも感じるのは、植物たちの生命力の強さ。お茶の木は、今年も変わらずおいしい茶葉を届けてくれました。 宇治茶を飲んで、その生命力を体に取り込み、忙しい年の瀬を乗り切りましょう。 … トピックス ………………………………………………………………………… … コラム「茶の記憶」……………………………………………………………… |
【1】Zoomを使って実施するオンライン「宇治茶ムリエ講座」の参加者を募集中です!
宇治茶の歴史や茶種、生産状況等が学べる座学(15分)と玉露の淹れ方を学べる実習(45分)の1時間の講座です。実習で使用するお茶は事前にお送りいたします。 おうちでゆっくり本格的な宇治茶をあじわってみませんか。 受講いただいた方からは「低い温度で飲むお茶の味に驚いた」、「おいしいお茶を淹れることができた」と好評いただいております。 インターネットに繋がったパソコン、タブレット端末、スマートフォンを使って、ご家庭からオンラインアプリZoomを使用してオンラインで参加いただきます。 申込みはコチラのページにある「お申込みリンク先」から!! みなさまのお申込みをお待ちしております! 【日程】 【申込締切】 |
【2】「おうちで宇治茶タイム」京都府内5箇所のイオンモールで実施した宇治茶ティーバッグプレゼントが終了しました!
京都府内の5箇所のイオンモールで、「宇治茶ティーバッグ」を各日10,000個プレゼントし、全日程が終了しました。 お越しいただきました皆様、ありがとうございました。今後もおうちで宇治茶を愉しんでください。 ※イオンモールKYOTOでの様子 ※イオンモール京都五条での様子 |
【3】「宇治茶カフェスタンプラリー」の第2次募集は12月31日まで!終了間近!
3種類以上のおいしい宇治茶のメニューがそろい、宇治茶の歴史・文化・淹れ方などの説明が受けられる「宇治茶カフェ」の利用特典が付いたスタンプラリーを開催しています! 3店舗以上ご利用いただいたお客様から、抽選で36名様(第1次、第2次で18名様ずつ)に、宇治茶カフェ利用券をプレゼント☆ 第1次募集は10月15日に終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。当選の発表はプレゼントの発送をもって替えさせていただきました。 引き続き第2次募集も行っていますので、ご応募お待ちしております。 たくさんの宇治茶カフェをご利用の上、お気に入りのお店を見つけてください♪ スタンプカード入手方法など、詳しくはこちら! ≪応募方法≫ 宛先:宇治茶の郷づくり協議会事務局 ≪実施期間≫ ~令和2年12月31日(木) |
【4】Twitter「うじちゃ~る人」で「#宇治茶カフェ」のハッシュタグキャンペーンの第2次募集は12月31日まで!
3種類以上のおいしい宇治茶のメニューがそろい、宇治茶の歴史・文化・淹れ方などの説明が受けられる「宇治茶カフェ」の利用特典が付いたハッシュタグキャンペーンを実施中です。 「宇治茶カフェ」をご利用いただき、「#宇治茶カフェ」をつけてTwitterに投稿いただいた方の中から抽選で20名様(第1次、第2次で10名様ずつ)に宇治茶カフェ利用券をプレゼントします。 第1次募集は10月15日に終了いたしました。たくさんご応募いただきありがとうございました。当選の発表はプレゼントの発送をもって替えさせていただきました。 引き続き第2次募集を行っています。「宇治茶カフェスタンプラリー」との重複応募も可能ですので、ふるってご応募ください。 《応募方法》 アカウント→ https://twitter.com/ujicharle (2)宇治茶カフェを利用して飲食した際の写真を撮影する。 (3)ハッシュタグ「#宇治茶カフェ」をつけて写真と感想、撮影した店舗名を投稿する。 《実施期間》~令和2年12月31日(木)23時59分 |
【5】「宇治茶カフェ」認定店を募集中です!
ただいま「宇治茶カフェ」の認定基準を満たせる新規のお店を募集しています! 認定されたお店は宇治茶カフェガイドブックへの掲載やスタンプラリーを行うなどの広報をしております。(令和2年度事例) ご希望の方は申請書をダウンロードし、12月25日(金曜日)までに申込先までお申込みください(必着)。 申請書ダウンロードや詳細はコチラから。 〈認定基準〉
〈審査方法〉 〈認定式〉 〈認定期間〉 〈認定料及び更新料〉 |
【6】オンライン「親子で宇治茶レンジ」を開催しています。
以下の内容をオンラインで行います! (1)「こども宇治茶検定に茶レンジ」 (2)「親子でおいしい玉露いれに茶レンジ」(保護者と一緒に。児童のみ可) 参加費は無料。参加賞としてらくやき急須セット(らくやき急須とミニらくやきマーカー)、朝顔型湯のみ(お茶の京都ロゴマーク付)2個、宇治玉露20gをプレゼント。 インターネットに繋がったパソコン、タブレット端末、スマートフォンを使って、ご家庭からオンラインアプリZoomを使用してオンラインで参加いただきます。 申込みはインターネット、FAX、はがきで受付しております。 開催内容や申込などの詳細はコチラのホームページへ。皆様の申込みお待ちしております。 【日時】 【申込締切】※定員各20組。申込者多数の場合は抽選。 |
今月は、NPO法人日本茶インストラクター協会元副理事長 兼 元関西ブロック長の桑原秀樹さんに、宇治製法と宇治茶についてのコラムをご紹介いただきます。 セ、「宇治製法と宇治茶その2」 前回の13回で、『形状は真直ぐではないが「風味(香味)本位」であった宇治茶を「形状本位」の宇治茶に改良(改悪)しようとする萌芽は明治27年頃に生まれた』ことが分かりました。その10年後の明治37年10月21日(1904年)の「日出新聞」には、 「一府三県茶業組合聯合協議会…京都、滋賀、奈良、三重一府三県の茶業組合連合協議会が新京極受楽亭において開会せり。(三)従来板揉みと称する製造を廃止すること。が原案に可決せり。」 と云う記事があります。と云う事は京都を初め滋賀、奈良、三重県に於て、明治37年当時、仕上揉みの「板揉み」即ち「板摺(いたずり)」が行われていた事が分かります。明治27年頃より推進された宇治茶を形状本位に改良(改悪)する動きは、「板揉み=板摺(いたずり)」の導入と云う形で行われていた事が分かります。 令和2年の現在、全国にある「手揉保存会」で「板摺」を行っているのは京都府だけです。そのために、「板摺」は京都府で創始された京都府独自の手揉技術であると思っている人も少なくないようです。 しかし、京都府茶業研究所の初代所長であった田辺貢が昭和9年に著した「茶樹栽培及び製茶法」に 「板摺は宇治地方にても盛んにして殆んど仕上は之に依るも、元は三重県水澤に起こりたるものなり。」 と書かれているように、「板摺」の発祥は三重県の水澤村であるのが分かります。「板摺」の前身は「炉縁揉み」です。「揉み板」が考案される以前は、木枠助炭の縁(炉縁)を利用して茶を両手と木枠の縁で揉みました。木枠助炭の縁が垂直に近く揉みにくいので揉み板が考案されました。明治37年(1904年)に一府三県茶業組合聯合協議会(現在の関西茶業協会の前身)が当時流行りつつあった「形状本位」の「板揉み」を廃止する決定をしています。廃止の理由は書かれていませんが、「宇治茶は風味本位」であるべきだと云う考えがあったものと思われます。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/ □ 発行日 : 2020年12月1日 □ メールマガジンの配信・停止:https://www.ujicha.or.jp/sato/member/ □ facebook「宇治茶love」https://www.facebook.com/ujichalove □ Twitter「うじちゃ~る人」https://twitter.com/ujicharle ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright (c) 2020 宇治茶の郷づくり協議会 All Right Reserved. |