2019年3月号(Vol.81)HTMLメール
宇治茶の郷メールマガジン 3月号(Vol.81) |
こんにちは、宇治 茶太郎さん。
春の足音が聞こえ始めた宇治茶の郷から、旬の宇治茶情報をお届けします。 … トピックス ………………………………………………………………………… … コラム「茶の記憶」……………………………………………………………… |
【1】「宇治茶・山城ごちそうフェスタ」が開催されます!
「お茶の京都」山城地域の「食」が一堂に会するグルメイベントが開催されます! なかでも宇治茶に親しめる内容を紹介します♪
他にも、新鮮京野菜の販売や多彩なステージイベントなど盛りだくさんです☆ ※詳しくはこちら! |
【2】「お茶の京都プレミアム大茶会」が開催されます!
お茶の京都エリアで活躍をする茶農家や茶商たち11名が亭主となり、「最高の茶葉、至福の淹れ手」による一日限りのプレミアムな茶会が開催されます! 会場は煎茶を伝来された隠元禅師の開いた宇治市にあるお寺です♪ 茶席は午前8コース、午後8コースの計16コースあり、亭主により抹茶、玉露、煎茶、かぶせ茶などの茶種が異なります。 ※亭主やコース、料金など詳しくはこちら! |
【3】宇治茶ファンミーティング「宇治茶LOVE茶会」が開催されます!
宇治茶ファンのみなさまを対象に、世界遺産候補産地のお茶をはじめ、参加者が自ら持ち込んだお茶を淹れ、参加者同士で宇治茶や世界遺産の取組についてトークを楽しむ、宇治茶ファンミーティングが開催されます! 「世界遺産候補地のお茶飲み比べスペース」では、宇治市白川の玉露や和束町石寺の煎茶など、産地による味の違いをお楽しみいただけます♪ 参加者同士でお茶のふるまいができる「聞茶トークスペース」や山城地域のお店からセレクトしたスイーツを楽しめる「スイーツスペース」もあります☆ 参加費は1,000円で、先着100名の事前申込制です。 ※詳しくはこちら! |
【4】京都きづ川アクティビティフェスタ」が開催されます!
相楽東部(笠置町、和束町、南山城村)の豊かな自然を活かしたアクティビティ体験交流会が開催されます! カヌーやボルダリング、マウンテンバイクのほか、SUP(スタンド・アップ・パドルボード)やEボートなどの新アクティビティが体験できます☆ 和束町エリアでは、地元の煎茶を使った「お茶の淹れ方教室」や「抹茶アート」の体験、ゴルフカートまたはガイド付きツアーで茶源郷を満喫できる「茶源郷見学ツアー」も楽しめます♪ 一部を除いて有料で、事前申込みが必要なプログラムがあります。 ※詳しくはこちら! |
【5】イオンモールKYOTOで「抹茶菓子と宇治茶の祭典『宇治抹茶博』」が開催されます!
京都府各地からこだわりの宇治抹茶やお菓子などが集まります! 福寿園の「宇治抹茶バウムクーヘン」、藤二商会の「宇治抹茶焼きショコラ」、舞妓の茶本舗の「抹茶ぼーるちょこ」、京都宇治・森半の「薄焼きロールクレープ抹茶くるる」などの宇治抹茶のお菓子が取り揃えられます♪ お茶教室(有料)や石臼挽き体験なども楽しめ、24日(日)は「チャチャ王国のおうじちゃま」も登場します☆ ※詳しくはこちら! |
今月からは、宇治茶伝道師で株式会社山政小山園取締役顧問の小山茂樹さんにコラムをご紹介いただきます。 今月は、「いつもニコニコ現金払い」というテーマでコラムをお寄せいただきました。 昭和の良き時代、街の商店街は大勢の人でにぎわっていた。お茶屋さんもお米屋さんも、毎日の必需品はツケで買うことができた。飲み屋でも馴染みの店では現金が要らなかった。月末にまとめて払えばよいのだが、こうして店側も固定客を掴んでいたのである。しかし支払いが滞る客があって回収に苦労していた。そこで流行った言葉が「いつもニコニコ現金払い」。NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」もでてくる「トラヒゲデパート」のモットーらしいが、ずいぶん古い話だ。 今でも飲食店の店頭に狸の焼き物が置いてあるのを見かける。この信楽焼の狸は全部オスで、それには意味がある。オスは前に金をぶら下げているから前金、つまり「当店は現金払い、ツケはききませんよ」と言っているのだ。狸に加えて盛り塩を見かけることもある。古く平安時代は通い婚という習慣があって、殿方に屋敷へ来てもらうため、牛の好物である塩を盛って牛車を止めたことに由来する。それが後世魔除けの意味になり、金払いの悪い客が来ないようにと縁起を担ぐようになったのである。 今年の10月1日、いよいよ消費税率が変更される。そこで政府はキャッシュレスでの支払いに対してポイント還元を実施し、消費者への影響を和らげようとしている。一方で中小規模事業者には端末機の設置費用などが無料になる。なんとかして消費の落ち込みを防ぎたい考えだ。すでに中国や韓国はキャッシュレス先進国になったが、果たして日本ではどうだろうか。若い人はともかく、現金払いに慣れた中高年者には抵抗が強い。 いま商店街の良さが見直され、商店街の活性化や復活が進められている。買い物をして「ヘイ毎度」とお釣を受け取る。こんな何気ない触れ合いが見直されているのだ。いつもニコニコ現金払いが、端末機でピッではなんとも味気ない。時代の流れに少し逆らってみたいと思う。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/ □ 発行日 : 2019年3月1日 □ メールマガジンの配信・停止:https://www.ujicha.or.jp/sato/member/ □ facebook「宇治茶love」https://www.facebook.com/ujichalove □ Twitter「うじちゃ~る人」https://twitter.com/ujicharle ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright (c) 2019 宇治茶の郷づくり協議会 All Right Reserved. |