2018年3月号(Vol.69)HTMLメール
差出人: 宇治茶の郷づくり協議会 件名: 宇治茶の郷メールマガジン3月号(Vol.69) 日時: 2018年3月1日 10:00:00JST |
宇治茶の郷メールマガジン 3月号(Vol.69) |
こんにちは、宇治 茶太郎さん。
春の訪れを感じる宇治茶の郷から、 … トピックス ………………………………………………………………………… … 「お茶の京都博」特集…………………………………………………………… … コラム「茶の記憶」……………………………………………………………… |
【1】「京都やましろお茶のスイーツパスポート」が発行されました!
冊子を提示すると、割引などの特典が受けられます♪Webサイトから利用店舗をプリントアウトしたものや、スマホの画面を提示してもOK☆ 同志社女子大学の学生と企画・編集されたもので、宇治茶の生産者へのインタビューも掲載されています! 山城地域の各市町村役場・京なび(京都駅ビル2階)・お茶の京都DMO(京阪宇治駅)などで配布しています♪ ぜひパスポートを手に、お店にお越しください☆ ※詳しくはこちら! |
【2】全国玉露のうまい淹れ方コンテスト京都府大会」全国大会が 開催されました!
日本茶最高級茶種の玉露を、相手を想いながら美味しく淹れる楽しさを感じ、深い香りと味わいなどの魅力を知っていただくイベントです♪ これまで福岡県で開催されていましたが、今年度は「お茶の京都博」の京田辺市エリアイベントとして、初めて京都府で開催されました☆ 当日は、緊張感も漂う雰囲気の中、小学生から80代の参加者105名が、相手を想いながら上手に玉露を淹れられ、ハートフルな大会となりました♪ |
○ファイナルイベント開催☆次世代へ繋ぐ思いを発信!
≪センターイベント≫
【日時】3月3日(土)~4日(日) お茶の京都エリア12市町村が、大学などとコラボレーションして制作した、流派や形式にとらわれないコンセプト茶室が大集結! 【日時】3月10(土)11:00~16:00 「お茶の京都博」を締めくくり、次世代へ繋げる思いを発信するファイナルイベント! ※詳しくはこちら! ≪エリアイベント≫
【日時】3月4日(日)13:30~17:00 「日本緑茶発祥の地」宇治田原町で開催される、国内の茶処も集まった茶香服大会です! ※詳しくはこちら!(茶香服大会の参加者募集は終了しています)
青谷梅林梅まつり(2月24日(土)~3月18日(日)10:00~15:00(売店営業時間) 城陽市青谷梅林) 約1万本の白梅の花が青谷に咲くこの時期に、「春は城陽から」をキャッチフレーズに梅まつりが開催されます!
2時間の間にキャスター付き事務椅子に乗り商店街の特設コースを何周できたかを競う耐久レース! |
今月からは、宇治茶伝道師の林屋和男さんにコラムを御紹介いただきます。 今月は、「宇治茶道場・匠の館 館長の想い出」というテーマでコラムをお寄せいただきました。 宇治市にある世界遺産の一つ、宇治上神社の近くにある「宇治茶道場・匠の館」をご存知でしょうか。道場などといういかめしい名前ですが、実はそこでは日本茶インストラクター・アドバイザーが美味しい玉露や抹茶のいれかたを教えてくれて、宇治茶の魅力を気軽に体験出来る喫茶店です。私も月に二、三回ウェイターで参加しています。 ここは京都府茶業会議所が宇治茶の魅力発信のために作った施設です。この施設の立ち上げに力を尽くし、自ら館長を務めた田宮勇氏が昨年死去されました。私の敬愛し尊敬する茶の先輩です。氏はお茶の本当の楽しみ方を気軽に体験出来る場所が宇治には必要だ!という信念のもと開設を決意されたそうです。それと発足間もない日本茶インストラクターの活躍の場を提供したいという想いもありました。 開設当時氏から「林屋君、お前暇やろ?立ち上げに協力してくれ」という有難い言葉でスタッフへの指導などをさせて頂きました。始めはなかなかお客さんも入らずの日もありましたが、氏はそのうち「前に行列ができる店になる!」と言っていました。「お客さんに感動を与える店に」も氏の口癖でした。そのためには常に笑顔で接することも、口やかましく言われました。氏はアイデアマンで店内外のポップ、茶器、メニューなどに気を配る人でした。 数年経たないうちに雑誌やマスコミ・ミニコミの取材が入り、それに伴ってお客さんも増えてきました。こちらの説明で玉露をゆっくりいれてもらってのお客さんの反応は素晴らしいものです。「これが玉露の本当の味です。」と説明出来る喜びはスタッフの感動でもありました。「抹茶は苦いものだと思っていましたが、こんなに美味しいものですか!」これも嬉しく有難いお客さんの感動の言葉です。 世界遺産の指定もあり宇治には大勢の外国人の観光客が来られるようになりました。氏は英語中国語の案内看板も出すように命じました。それを見て入ってこられる外国人客に冷や汗をかきながら、片言の英語で説明をします。彼らはすぐに判ってくれ「自分で抹茶を立てられて幸せだった。とても美味しかった!」と言ってくれます。その人に聞いてきたお客やリピーターのお客も随分増えました。SNSの影響もあるようです。日によっては日本人の数倍の外国人ということもあります。「ただいま満席です」の看板も作りました。 病を得た氏ですが最晩年まで匠の館に顔を出していました。「どーや、俺の言うたとおりになったやろう」と言いたそうな笑顔は忘れられません。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/ □ 発行日 : 2018年3月1日 □ メールマガジンの配信・停止:https://www.ujicha.or.jp/sato/member/ □ facebookページ「宇治茶love」https://www.facebook.com/ujichalove ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright (c) 2018 宇治茶の郷づくり協議会 All Right Reserved. |