2016年11月号(Vol.53)HTMLメール
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宇治茶の郷メールマガジン 11月号(Vol.53) |
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こんにちは、宇治 茶太郎さん。
行楽シーズンにぴったりな宇治茶情報をお届けします。 … トピックス ………………………………………………………………………… … コラム「茶の記憶」……………………………………………………………… |
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【1】「宇治茶カフェ認定店」を募集 宇治茶の郷づくり協議会では、おいしい宇治茶のメニューが揃うとともに、その歴史・文化、淹れ方等の説明ができる喫茶店などを、「宇治茶カフェ」として認定しています。 認定基準は次のとおり。 <申込締切> |
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【2】お茶の京都「King of 茶ムリエ」大会への参加者募集中! 12月4日(日)に宇治茶会館で開催の、お茶の京都「King of 茶ムリエ」大会への参加者を募集しています。 <参加資格> |
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【3】「UJI-CHA Fair2016」 11月の「UJI-CHA Fair2016」開催状況は以下のとおりです。 【開催概要】
イベントによっては特典もありますので、「UJI-CHA Fair2016」ナビをご持参し、ぜひ足をお運び下さい。 |
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今月は、「お茶の効能」という題目でコラムをお寄せいただきました。 今回は少し視点を変えて、茶の効能について書きます。現在茶は嗜好性の高い飲み物ですが、その昔中国から日本に伝えられた時は薬としての役割が大きかったようです。最初に伝えられたのは平安時代初期です。遣唐使として中国の文化を学んだ最澄・空海らは当時最高の科学であった仏教を学ぶとともに、茶を飲み物としてばかりでなく薬として持ち帰りました。茶の素晴らしさを知った嵯峨天皇は五畿内を含む各地に茶を植え、広めるように命じました。また京の都の大内裏の東側には茶園が作られ薬殿の役人が製茶していました。 中国でも茶の始まりは今から数千年前、神農と言う皇帝が人民の病気を癒すため山野に入って薬草を求め、色々な植物を食べてみて、もし毒草を食べた時には茶の葉を齧って毒を消したと伝えられています。勿論これは神話の世界の話でしょうが、その頃から茶の薬効が知られていたとも考えられます。 現代科学によって様々な茶の薬効が証明されています。昔の人は化学的な知識が無くても経験によって知っていたのでしょう。 神農から数千年の間茶は飲み続けられてきました。これだけ飲み続けられても副作用はないようです。時に眠れないということはあるでしょうが。また「良薬口に苦し」といいますが飲んで美味しい薬でもあります。 さらに昔の人は経験から茶の効能について記しています。 鎌倉時代に中国宋から抹茶を伝えた栄西禅師は「喫茶養生記」を著しその中で一般の薬は一つの病気に対して効果があるだけだが、茶は全ての病に効く万能薬であると述べています。 日本で茶の薬効が医学的に研究された最初は戦前のことです。1933年頃京都帝国大学医学部の蓑和田博士というお医者さんが糖尿病の患者に抹茶を飲ませてみて、症状が軽減することを証明されました。これは現在茶のカテキンに血糖値を下げる効果があることで証明されています。 もちろん茶は嗜好品です。厳密な意味の薬ではありません。もし薬として登録されたら、薬局で茶を買い求めなければならないかもしれませんね。最近効能に注目したトクホとして販売されていることもあります。 茶の効能について歴史から始めたために、前置きが長くなりました。 次回は各論に入りたいと思います。 |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/ □ 発行日 : 2016年11月1日 □ メールマガジンの配信・停止:https://www.ujicha.or.jp/sato/member/ □ facebookページ「宇治茶love」https://www.facebook.com/ujichalove ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright (c) 2016 宇治茶の郷づくり協議会 All Right Reserved. |