2018年4月号(Vol.70)HTMLメール
差出人: 宇治茶の郷づくり協議会 件名: 宇治茶の郷メールマガジン4月号(Vol.70) 日時: 2018年4月1日 10:00:00JST |
宇治茶の郷メールマガジン 4月号(Vol.70) |
こんにちは、$$name$$さん。
いよいよ新年度のスタートです。 … トピックス ………………………………………………………………………… … コラム「茶の記憶」……………………………………………………………… |
【1】今年も「宇治新茶・八十八夜茶摘みの集い」を開催します!
この季節にしかできない「新茶の茶摘み」や「美味しいお茶の淹れ方教室(有料)」など、お茶にちなんだ体験がいっぱいです! リニューアルした茶業研究所でも、「宇治茶の手もみ体験」や新しい製茶工場の見学などができます☆ 「チャチャ王国のおうじちゃま」や「まゆまろ」など、ゆるキャラも登場します♪ ※入場無料、事前申込不要です。 |
【2】日本緑茶発祥の地で「全国茶香服大会」が行われました!
茶香服競技には、大人や子どもが参加し、五感を使ってお茶の産地や銘柄当てに挑戦しました♪ 宇治田原町住民体育館では、お茶の淹れ方講座や抹茶アートなど、多彩な体験プログラムが行われました☆ また、「永谷宗円生家」やハート型の猪目窓で有名な「正寿院」などでは、呈茶などの観光プログラムも行われました♪ |
【3】「宇治茶製法手もみ技術競技大会」が開催されました!
この大会は、伝統的な宇治茶の手もみ技術を伝承し、後継者を育成するために、毎年行われているものです。 当日は、府内の各保存会から参加した11チーム(1チーム3名)が、約5時間をかけて生葉をもみ続け、手もみの技術を競いました。 仕上がったお茶は、形状や香り、味などによって審査され、「南山城村茶手もみ技術保存会A」が優勝しました! |
【4】イオンモール久御山の「宇治茶体験会」が大盛況でした!
23日(金)は、宇治茶のふるまいのほか、「まゆまろ」と「チャチャ王国のおうじちゃま」も登場したセレモニー、抹茶―ずトークショーが行われました♪ 24日(土)~25日(日)は、抹茶アート体験や石臼挽き体験、手もみ実演体験などの「宇治茶体験会」が開催され、たくさんの親子連れで賑わいました☆ イオンモール久御山の7店舗では、6月30日(土)までの期間限定で、お茶にまつわる特別商品メニューが提供されます♪ また、イオンモール高の原では、丹後と木津川の特産品を集めた「丹後・木津川フェア」が開催されます! ≪日程≫4月19日(木)~23日(月)の5日間 |
【5】茶業センターの冷蔵庫が新設されました!
京都府茶協同組合は、製茶・卸売・小売に関わる府内の業者が組合員となり、取引や冷蔵保管、加工などを共同で行う組織です。 世界的な抹茶ブームで、抹茶の原料となる碾茶の生産が増えている中、より高品質の宇治茶を消費者に届けるため、第1冷蔵庫の改修と、第2冷蔵庫の新設が行われました。 |
今月は、「宇治茶ふれあい教室」というテーマでコラムをお寄せいただきました。 京都府茶業会議所と京都府茶協同組合が宇治茶普及の目的で「宇治茶ふれあい教室」という事業を行っています。これは茶協の宣伝担当職員であった田中克典氏が、子供たちに楽しく宇治茶の良さを伝えたいという気持ちで企画し、当時茶協の理事であり日本茶インストラクターの京都府支部長でもあった森下博三氏と立ち上げた事業のようです。 主に小学生が対象です。例えば宇治市などでは3年生が地元の産業を学ぶ学年だそうですし、他地区では4、5年生の食育や社会の時間にお茶について学ばせたいという要望があったのかもしれません。森下氏の後で支部長を引き継いだ私はこの事業を増え始めた日本茶インストラクターの働き場になると考え、田中氏と積極的に取り組みました。 内容はいろいろなお茶を十数種類用意し簡単な説明とともに実際にお茶を触ったり香りを確かめたりしてもらいます。始めは恐る恐る触っていた子供たちが玉露は細いとか、雁が音は白いとか、粉茶はサラサラしているとか興味津々です。 次に5種類のお茶の飲み比べ 簡単な「茶かぶき」(お茶当てゲーム)に取り組みます。この頃にはなんとか当てようと夢中になってお茶の香りや味を見てくれます。 さらに昔の茶のふるい分け方の実演を見せ、最後に石臼で碾茶を抹茶に挽く体験をしてもらいます。この間60分、普通の小学校の1時間(45分)より長い時間ですが、子供たちの集中は切れません。普段と異なる遊びの混ざった勉強なのが面白いのでしょう。 宇治市内では宇治と云えば日本中何処でも知られているよ、だからお茶のことをしっかり知ってないと恥ずかしいこともあるよ。とか、また他地区ではお茶の本当の味はこうして急須でいれるとよくわかるんだよ。とか、ペットボトルのお茶になじんだ子供たちに、抜かり無くリーフ茶の良さも宣伝します。 話が伝わったのか最近では中学校や高校、あるいは大学からも声がかかるようになりました。支援学校では平素無感動な子供が楽しそうにお茶を飲むのに感動しましたという保護者の喜びの声も戴きました。 前回記した田宮氏が「これからは子供たちになんとか本もんのお茶をのませなあかん!」と言っておられたのに少しは応えられているのかと思っています。 現在年間40回を超える「ふれあい教室」が開催されています。茶協や会議所の支えで続いていますが、この試みを絶やさず宇治茶の発展に繋げていきたいと思います。 |
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