2013年11月号(Vol.17)HTMLメール
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宇治茶の郷メールマガジン 11月号(Vol.17) |
こんにちは、宇治 茶太郎さん。 宇治茶の郷から深まる秋にゆっくり味わいたい宇治茶の情報をお送りします。 … トピックス ………………………………………………………………………… … イベント情報 ………………………………………………………………………… … コラム「茶の記憶」……………………………………………………………… |
いよいよ「第67回全国お茶まつり京都大会」が本番を迎えます 【1】第67回全国お茶まつり京都大会
大きさはA5版のジャバラ折り、両面計16名で4色刷り。 会場全体図「会場案内MAP」に加え、会場を「宇治にぎわいストリート」、「駅前スクエア」、「ほんまもんの宇治茶パビリオン&スウィーツパビリオン」の3つに分け、それぞれ地図とともにイベント内容を掲載しています。 皆さんも、秋の行楽シーズン、「宇治茶でのんびりまち歩き」していただき、宇治茶の魅力をぜひ満喫してください。 11月8日(金)以降、府HPで公開します。 |
【2】「ウェルカムアトラクション」の内容が決定
(1)ステージイベントプログラム(宇治橋通り商店街内「妙楽広場ステージ」) 朝9時30分から主催者等によるテープカットに続き、宇治商工会議所公認「抹茶ーず」のビデオレター、ご当地キャラによる「全国お茶まつり応援団大集合」、「はんなりん」チアダンス、「全国お茶まつりカレッジin宇治」の紹介、宇治茶スタンプラリーステージ、NPO山城こみねっとによる世界遺産の歌披露、宇治茶行列の実況などを行います。 (2)ストリートプログラム(宇治橋通り商店街) オープニングパレードとして、宇治中学校吹奏楽部と「はんなりん」のブラスバンドパレードを行うほか、午後からは、京小町踊り子隊が宇治橋通り商店街やJR宇治駅前を、移動しながらのストリートパフォーマンスを行います。 また、宇治橋「三の間」での再現「名水汲み上げの儀」、宇治橋通り商店街を、豊臣秀吉やねねなどに扮した再現「宇治茶行列」も行います。 (3)駅前スクエア(JR・京阪電車宇治駅前) 宇治茶の手もみ実演や「水出してん茶」のおもてなしを行います。 |
【1】全国お茶まつり京都大会協賛事業
できるだけたくさんの方に参加してもらうため、京都府山城地域を3会場に分け、9月21日(土)には木津川市で、10月13日(日)には京田辺市で、20日(日)には宇治市で実施。 定員は、各会場とも80名でしたが、いずれも定員を超える応募があり、特に最後の宇治会場では2倍を超える174人の方にお申し込みいただくなど、合計で411人の参加申込みがありました。 検定は、宇治茶大好き検定(筆記)とお茶の飲み分け検定(茶香服)の2種類からなり、150点満点の105点以上の正解者をキッズ「茶ムリエ」に認定、今年は計91人のお子さんを認定しました。 参加者からは、「宇治茶が好きになった、また参加したい」などの感想も寄せられるなど、宇治茶に親しんでもらう良いきっかけづくりとなりました。 |
【2】第67回全国お茶まつり京都大会関連イベント
イコモス文化的景観国際学術委員会副会長の杉尾伸太郎さん、「旅する世界遺産研究家」として世界356箇所の世界遺産を訪ねた久保美智代さんの基調講演に続き、宇治茶を代表する茶農家の下岡久五郎さん、宇治茶の世界文化遺産登録推進プラットフォームチーフの京都文教大学森正美教授も参加したトークセッションで宇治茶の魅力を語っていただきました。
これに先駆けて、会場入り口付近では、NPO団体等の協力により、茶染めハンカチづくり、新鮮野菜の販売や水出し玉露のおもてなし、お茶スイーツなどの販売、抹茶体験やお茶の淹れ方教室などが行われるなど、地域の皆さんと一緒になって宇治茶の世界文化遺産登録に向けた気運を高めました。 |
【3】全国お茶まつり京都大会協賛事業
併せて、全国お茶まつり京都大会のPRや宇治茶の世界文化遺産登録に向けた取組や景観を紹介したパネル展示などを行いました。
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今月からは、宇治茶伝道師の小山茂樹さんにコラムを御紹介いただきます。 「緑寿」のすすめ 小山 茂樹 茶の別名を「草人木(そうじんぼく)」といいます。茶の文字を分解すると、草冠の草と木の間に人と書いて「茶」となるからです。茶は草と木と人が織り成す自然の飲み物であるとは、とても言い得て妙だと思います。 そして、草人木にそれぞれ数字を当てはめてみると、草冠は十が二つで二十、人が木で八十八、合計すると百八。茶樹が長命であることにあやかって、百八歳の賀寿を「茶寿(ちゃじゅ)」の祝いといいます。人が百歳を超えて生きるということは、近年まで想像もできませんでした。「茶寿」は戦後間もなく茶業者が造った、まだ新しい言葉なのです。 ところで、ぞろ目の賀寿として九十九歳「白寿」、八十八歳「米寿」、七十七歳「喜寿」がありますが、六十六歳だけがありません。堺屋太一氏が言う「団塊の世代」もいよいよ完全退職を迎え、第二の人生を迎えようとしています。まだまだ気力、体力ともに余力のある年代ですが、一つ目の節目として「六十六歳の祝い」を設けてはと思っています。 そこで、六を緑に読み替えて「緑緑歳」、これを緑茶の緑から「緑寿(りょくじゅ)」としてはどうでしょう。「茶は人倫延齢の妙術なり」(『喫茶養生記』)とあるように、古来より長命の仙薬とされてきました。お茶を飲んで毎日を元気で過ごしたい。そして節目に友人知人に茶を贈って、長寿の喜びを分かち合ってはいかがでしょう。 茶は茶道を通じて日本人の精神文化の礎となり、京都のおもてなしの心を育みました。茶の持つ良さを見直し、京都府では「宇治茶の世界文化遺産登録」を目指しています。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/ □ 発行日 : 2013年11月6日 □ メールマガジンの配信・停止:https://www.ujicha.or.jp/sato/member/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright (c) 2013 宇治茶の郷づくり協議会 All Right Reserved. |