2013年10月号(Vol.16)HTMLメール
バックナンバー 2013年10月号(Vol.16)HTMLメール
宇治茶の郷メールマガジン 10月号(Vol.16) |
こんにちは、$$name$$さん。 宇治茶の郷から秋風に乗せて宇治茶の爽やかな情報をお送りします。 … トピックス ………………………………………………………………………… … イベント情報 ………………………………………………………………………… … 第67回全国お茶まつり京都大会情報 …………………………………………… … 日本茶・宇治茶の世界文化遺産登録に向けて ………………………………… … 品評会情報 ……………………………………………………………………… … コラム「茶の記憶」……………………………………………………………… |
○宇治茶に関する情報が満載
今回は、全国お茶まつり京都大会の内容を中心にお伝えし、宇治市中心部で実施される「『宇治茶でのんびりまち歩き』宇治茶の力発信イベント」、京都市の北野天満宮で実施される「平成の北野大茶会」のチラシを表紙にデザインとして用いています。 この2つの内容を詳しくお知らせしているほか、11月30日(土)まで行っている「宇治茶カフェスタンプラリー」や「給茶スポットお試し券」の紹介、10月19日(土)に宇治市文化センターで開催される「日本茶のふるさと宇治茶を世界遺産に 宇治茶世界文化遺産シンポジウム」の案内、第67回全国茶品評会の結果、宇治茶の郷づくり月間中のイベント情報、宇治茶歴史街道ウォークの紹介など、盛りだくさんの内容となっています。 京都府山城地域の総合庁舎をはじめ、山城地域各市町村や、観光協会、商工会議所・商工会、JR奈良線主要駅、宇治茶カフェなどに置いています。 また、京都府ホームページの次のアドレスからも御覧いただけます。 |
○東京で宇治茶の魅力をPRします
今年は、(公社)京都府茶業会議所が出展し、宇治茶製法技術保存協会、日本茶インストラクター協会の協力を得て、宇治茶手揉みの実演、玉露の美味しい淹れ方教室を行います。 日時:10月25日(金) 13:00~19:00 東京の皆さま、ぜひ「京都府指定無形民俗文化財」に指定されている宇治茶手揉みの実演をご覧いただきながら、おいしい「玉露」を味わっていただき、「宇治茶の魅力」をお楽しみください。 |
【1】11月16日(土)~11月17日(日)宇治市中心部等で実施します。 56年ぶりに保存修理される世界文化遺産「平等院」鳳凰堂の工事現場を、59年ぶりに宇治市で開催される「第67回全国お茶まつり京都大会」に合わせて、平等院の御協力により、特別見学を実施します。 日時:11月17日(日)1回40分程度 (1)9時50分~、(2)10時30分~、(3)11時10分~ (4)13時~、(5)13時40分~、(6)14時20分~、(7)15時~ 募集人数:各20人、計140人。参加は無料。 申込期間:10月9日(水)~10月27日(日)当日消印有効 応募方法:往復ハガキの往信用裏面に希望時間帯、参加者全員の氏名、 代表者の郵便番号・住所・氏名・電話番号を、 返信用表面に住所・氏名を御記入の上申込み。 ただし、応募は、1人1回限り。 応募宛先:〒611-0021 京都府宇治市宇治若森7の6 京都府山城広域振興局商工労働観光室 電話:0774-21-2103 ※応募は、往復ハガキ1枚につき4名までです。 ※応募多数の場合は抽選。結果は全員にハガキでお知らせ。 今しか見られない工事修理現場です。ぜひお申し込みください。 |
【2】宇治茶の魅力発信イベント「宇治茶でのんびりまち歩き」 11月16日(土)9:30~16:00 9時30分から宇治橋通り商店街の妙楽広場で行うオープニングでは、「おけいはん」も加わり、お茶まつりの一週間後に全国大会を控えた宇治中学校吹奏楽部の演奏を先頭に商店街をパレード。 また、京都文教大学学生による「聞き茶巡り&宇治茶スタンプラリー」では、お茶屋さんを巡り、多彩な茶を味わい、店主と語らってもらうほか、宇治茶の歴史・文化などを伝えるポイントを巡るクイズラリーを実施。 午後からは、秀吉が宇治川の三の間から水を汲んで茶会を開いた儀式「名水汲み上げの儀」を再現、秀吉を先頭にした豪華な行列も見ものです。
10時から宇治市役所で、今年の新茶を入れ封をした茶壺の口を切り、石臼で抹茶にする儀式「口切りの儀」を再現。 また、「宇治茶まるごと体験ウォーク」では、抹茶の挽き臼体験などをしてスタンプを集めていただき、参加者には抽選で景品をプレゼント。 このほかにも、「極上の抹茶や品評会入賞茶などの無料接待」や「宇治茶スウィーツ勢揃い」、「宇治茶を世界遺産にパネル展示」など盛りだくさんの内容で実施します。 詳しくは、こちらをご覧ください。 |
【3】平成の北野大茶会 15年ぶりに京都で開催される全国お茶まつりを記念して「現代版北野大茶会」を開催します。 日時:11月17日(日)10:00~16:00 場所:北野天満宮絵馬所並び周辺 茶会内容: 北野大闘茶会/5種類の茶を当てていただきます 10:00~13:00(受付は9:00~) 定員80名(応募多数の場合は抽選) 応募締切:10月31日(木)消印有効 参加費:1,000円(当日いただきます) お問合せ先:小澤清風園 TEL.075-691-2563 二條流呈茶席/二條流煎茶道による優雅な玉露のおもてなし 14:00~16:00 席料:菓子付200円 京のにぎわい市/宇治茶・京の名産品が購入できます。 10:0~16:00 抹茶体験・喫茶席/10:00~16:00 体験料:菓子付200円 主催:第67回全国お茶まつり京都大会実行委員会/京都市茶業組合/ 京都市茶業青年会 協力:北野天満宮/二條流煎茶道/日本茶インストラクター協会京都府支部/ (公社)京都府物産協会 銘茶宇治茶を味わう絶好の機会、お茶の好きな人はお気軽にご参加ください。 |
日時:10月19日(土) 場所:宇治市文化センター(宇治市宇治折居台1丁目1) 内容:11:00~(会場内) 宇治茶の振る舞い、宇治茶や農産物の販売、 体験コーナー、 宇治茶の世界遺産登録に向けての取組や歴史の紹介、 パネル展示など 13:00~17:00(小ホール内) [ミニコンサート]Lepus(レプス) 案内人:木野正男氏(茶生産農家) [基調講演] 杉尾 伸太郎氏(イコモス文化的景観国際学術委員会副会長) 久保 美智代氏(旅する世界遺産研究家・アナウンサー) [トークセッション] 杉尾氏、久保氏のほか下岡久五郎氏(茶生産農家)、 森正美氏(京都文教大学教授)などをお招きし、 宇治茶の魅力を語ります。 [世界遺産の歌「ここに生きる」] NPO法人山城こみねっと 申込方法 電話、FAX、Eメールで10月15日(火)までに お申し込みください。 京都府府民総合案内・相談センター 電話:075-411-5000(平日9:00~17:00、時間外は留守番電話) FAX:075-411-5001 Eメール:411-5000@pref.kyoto.lg.jp 主催:第67回全国お茶まつり京都大会実行委員会 読者の皆さん、ぜひ、御参加ください。 |
○第67回全国茶品評会が開催 8月27日から30日までの4日間にわたり、第67回全国茶品評会が宇治茶会館(宇治市)で開かれました。 全国20都府県の茶産地から7茶種8部門に計849点が、京都府からは172点が出品され、全国から集まった20名の審査員により、部門毎に慎重かつ厳正な審査が行われました。 今年は、山城地域の出品茶から、1等にてん茶が6点、かぶせ茶が1点、玉露が3点、普通煎茶が1点選ばれ、てん茶、玉露の2部門で農林水産大臣賞を受賞したほか、てん茶が産地賞を獲得しました。 特にてん茶においては、山城地域の生産者が1等入賞を独占しました。 |
「宇治茶をおいしく飲みましょう」その4「いろいろなヒント」 1.お茶の買い方 結論から言いますと、「全ての人を満足させるお茶はない」という事です。お茶は嗜好品ですから、渋いお茶の好きな人、甘いお茶の好きな人、濃いお茶の好きな人、軽いお茶の好きな人等、個人によって千差万別です。ですから、好みに合うお茶は自分で探さないといけません。「良いお茶の買い方」のコツの第一は、対面販売している店(お茶専門店)でお茶を買う事です。お店の人と、会話が出来ることが大切です。色々質問して下さい。良いお店なら、丁寧に答えてくれる筈です。初めての店なら、店主お薦めのお茶を買うのも良いと思います。第二は、100g1,000円のお煎茶を買う事です。100g1,000円のお煎茶は、1番の売れ筋商品で、淹れ方によって、色々な味と香りが楽しめます。500円のお茶は殆どが二番茶ですから、1,000円のお茶ほどには楽しめないでしょう。第三は、家庭で90度と70度のお湯でお茶を淹れてみて、ちゃんと味の違いが出るか試して下さい。温度の違いによって、渋くも旨くも淹れられるのが良いお茶です。 2.保存 保存方法ですが、家庭では、「保存しないこと」をお薦めします。保存はお茶屋に任せましょう。買う時には最低単位(100g)でお求め下さい。大量に頂いたとき、開封していないものは、冷蔵庫に保存し、開封する時は一日前に出しておいて下さい。開封したものは、茶缶に入れておけば一ヶ月は大丈夫ですので、一ヶ月以内に消費できる量を出すようにして下さい。茶缶は、冷蔵庫には入れないようにしましょう。 3.急須 煎茶用急須選びのコツは、(1)釉薬の塗っていない焼き締めの急須(常滑、万古など、味が円やかになる)、(2)湯量が150ccから250ccの急須(扱いやすい)、(3)蓋が大きい急須(茶殻の掃除がしやすい)、(4)蓋がカタカタ鳴らない(機密性がよい)、(5)急須のアミが急須と同じ土で出来ている(金網は良くない)、(6)アミの面積が大きく、小さな穴が多く開いている(目詰まりしにくい)、(7)口から湯が垂れない、(8)見て、使って気持ちが良い(良い物は美しい)等です。この条件を満たす急須を買おうとすると、最低4,000~5,000円はします。しかし、良い物は長持ちしますし、美味しいお茶が365日淹れられると思えば、結局はお得だと思います。 4.茶の量 お茶が美味しく淹れられない理由の一つは、茶量が少なすぎることです。これは経済的理由もありあますが、皆さんが日頃「ワンクッション」されずにポットから直接急須にお湯を注がれるため、お茶が渋くなるのを、茶量を少なくして防いでいるからだと思います。少ない茶量に熱いお湯では、美味しいお茶は淹れられません。茶量は水100ccに対して3gが標準です。普通使われる急須は、200から250の容量ですから、6gから8gのお茶が必要です。 5.水だし 暑い時期に熱いお茶を少量飲むのも気分がシャキッとして良いものですが、夏場は一番簡単な「水だし」をお勧めします。夜、ガラスポットにお茶(煎茶、焙じ茶など)を水1リットルに対して10~15gいれて、一晩冷蔵庫に入れておきます。朝になると「水だし」が出来上がります。湯で淹れたお茶に比べるとやや薄めのお茶になりますが、夏場の水分補給には最適です。 まだまだ書きたいことは色々あるのですが、紙面がつきました。私のコラムはいったんこれで終わります。お付き合いくださいまして誠にありがとうございました。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/ □ 発行日 : 2013年10月8日 □ メールマガジンの配信・停止:https://www.ujicha.or.jp/sato/member/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright (c) 2013 宇治茶の郷づくり協議会 All Right Reserved. |